初めてのアメリカの小児科で色々と失敗。子供の健康診断と予防接種。

ただいまマサチューセッツに駐在中の我が家。

子供は3歳と5歳。

駐在は1年だけど、せっかくなので現地の幼稚園に入れてます。

各州で多少違うとは思いますが、

基本的にschoolに入るには、

健康だよ〜予防接種やってるよ〜といった診断書、Health Redordが必要。

日本もそうだよね、入る前に健康診断受けたりするはず。

今回、Health Recordを手に入れるため、

アメリカで小児科に初めて行ってきました!

そして大して調べずに行ったので、色々と失敗も・・

小児科に行く前にぜひ読んでってください^^

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マサチューセッツ州のHealth Record

マサチューセッツ州では定型の書式があります。

こんな感じ。

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渡米前に予防接種記録の英語版は作ってたものの、

これに関しては特に何も気にせず、

アメリカで作ればいいかな〜と軽い気持ちで渡米しました。

大して英語話せないくせに。。苦笑

そして案の定、アメリカで小児科に行かなきゃいけないことに。

日本とアメリカ、結核の予防接種の違い

行く前に調べてみると、

なんでも日本人はBCGで引っかかることが多いんだそう。

真ん中若干下の、TB Testing ってやつですね。

日本では結核予防のBCGは必須で、

予防接種をした後にちゃんと抗体が出来てるか、

ツベルクリン検査もしますよね。

陽性ならOKって。

しかし!

アメリカでは結核がほとんどないから予防接種がそもそも無い。

そして結核にかかってないよねって確認のためにツベルクリン検査があり。

陽性になると、結核にかかってるって事になって!!

薬を飲まなきゃいけなかったりするらしいです。

日本の子はみんなBCG打ってるから陽性になるのがほとんど。

日本のBCGを知ってるお医者さんなら問題ないけど、

伝わらず薬を飲むよう指示されたりあるんだそう。

なんだそれ!!

ってか国によってこんなにも予防接種の基準が違うなんて。

今回アメリカに来て色々驚きました。

初めての小児科(Pediatrics)

事前に調べて逆にめっちゃ不安になりつつ、近くの小児科へ。

日本も最近多いですが、アメリカでは基本、病院は予約制。

受付で、つたない英語で汗だくになりながらなんとか予約でき当日を迎えました。

健康診断なので保険は適用されず。

1人50ドル弱、当日受付時に支払い。

当日対応してくれたのは優しい看護婦さん。

テキパキと色々な測定を済ませていきます。

そしてなんとツベルクリン検査は無かった!

なんだ、やらなくてもいいのか??

日本人だから勝手にパスしたのか???

分からないけど、

preschoolに書類を出した後もなんも言われなかったので

別にいいみたい。

予防接種、日本とアメリカで違うので事前に調べていくべき!

安心したのもつかの間。

ついでにこの年齢で必要な検査や注射を、流れる用に受けました。

下の子は3歳なら血液検査をやった方がいいと血液検査

上の子は5歳なら4種混合の5回目をやらないと、と5回目を。

帰ってよくよく調べてみると、

日本では4種混合は4回やった後に11歳で追加なのに対し、

アメリカでは5回やった後に11歳で追加らしい。

なんだその違い!!

1年しかアメリカにいない我が家では不要な注射でした。。

ごめんよ娘。

日本にはない、Lead Test(血中鉛濃度の検査)が必須。

そして3歳の血液検査。

正直、要るかなー?と思ったけど、

後日、School から Lead Testの結果をくれといわれ、

この時の血液検査の結果が役立ちました!

Lead Test。

日本ではあまり聞きませんが、

アメリカでは乳幼児の鉛中毒が問題になってます。

古い家のペンキや水道管によって

知らず知らずのうちに鉛を摂取してしまうんだそう。

マサチューセッツ州では、

3歳までの子供はLead Testが必須。

最初は5歳の子の結果もってSchoolに言われたんだけど、

小児科に聞いたら3歳でアメリカに住んでないなら不要では?と言われ、

Schoolにそのまま返したら不要になりました。

通訳サービスは有料!

さらにもう1つ。

つたない英語しか話せない私。

お医者さんとのやり取りで途中、

医療用語が出てきて意味不明になった時、

「翻訳サービスがあるから使いましょう」と言われ、

なんとTV電話で日本語通訳してくれるサービスが!!

なんて素敵~とそれを通じて話してましたが、後でふと気づく。

ちょっと待って、これは無料!?

それとも有料?!

頭の中ではてながいっぱい。

その日は請求されなかったけど、

案の定、後日請求が来ました。笑

けど血液検査・注射・翻訳サービス合わせてだったので、

どれがいくらなのかは不明です。

次回への教訓

ということで無事なんとか乗り切ったけど、

いくつか教訓が。

日本との予防接種の違いは事前に調べておかないと!

種類も回数も色々違います。

そして滞在期間なども含め、

どっちの基準に合わせるか、

家庭内で事前に決めておいた方がいいかと。

今回私は知識がなさすぎて、

無駄な予防接種を打たせてしまった・・

分からない事はとりあえず次回で、って言えばよかった。

病院で何かを勧められたら、値段を確認!

今回分かったけど、向こうから値段の話は一切無く。

当たり前のように色々なサービスが増えてくけど、後から請求。

ほんと怖い。

けどこのあたり、保険の種類とかによって値段は違うのかな?

そしたらお医者さんとかも答えられないのかもね。

日本の医療制度と違いすぎるので全然わかんないや。

渡米前にSchoolに入るのが決まっているなら、可能なら日本でHealth Record は準備しちゃってもいいかも?

アメリカで再度お医者さんにかかるのは面倒です。

日本でHealth Record を書いてくれるお医者さんもいるみたいなので、

渡米前に書いてくる方が楽だと思います。

けど州や年齢によってはLead Testを受けなきゃだったりするから、

結局小児科には行かなきゃかも・・

逆に、かかりつけ医を作っておくためにも、健康診断で一度近くの小児科に行っておくのもありかも!

なぜならアメリカは「かかりつけ医制」。

病気になっても、かかりつけ医がいないと行く病院がありません。

そのためにも、近くの小児科に一度はかかっておくのもよいかも?

というのも、アメリカで病院に行ったことがなくかかりつけ医のいない私。

火傷した時に行くとこが無くて困りました。

その時の話はこちら。

何はともあれ、アメリカでお医者さんにかかるのは面倒です。

みなさんもお気をつけあれ。

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